失敗して再起業を志すとき、最も不安なのは「失敗を繰り返すこと」ではないでしょうか。
情報もない、資金もない、あるのはアイデアと熱意だけ…
そんなとき、あなたのアイデアに価値を見出した企業が、市民の生活をインフラで支える大企業が、あなたを迎え入れ、資金やノウハウを提供し、事業化の後押しをしてくれるとしたら、一歩踏み出せそうな気がしませんか。
今回は、そんな再チャレンジ(再起業等)しようとしている方が活用できる支援プログラムとして、現在募集中の南海電鉄事業創出プログラム2023「beyond the Border」をご紹介します!

【beyond the Border 基本情報(南海電鉄のプログラム紹介文から一部加工して引用)】

南海電鉄では、鉄道事業・不動産事業に次ぐ第3の収益の柱を作るべく、事業戦略「未来探索」を掲げ、新たな事業の創出に取り組んでおり、その取り組みの一環として、2019年より当社社員を対象とした事業創出制度「事業創出支援プログラム」を実施しています。

2022年に初の試みとして開始した社外人財向けプログラム「beyond the Border」は、“Border=常識や組織(社内外)の垣根”を”Beyond=超えていく”という想いを込め、イノベーション創出を志す熱い想いを持った社外の方々が、全力で事業創造に挑戦できるよう、事務局ならびにプロのメンター等にて伴走いたします。

応募後は自らの仕事(本業)に従事しながら、事業創出に挑戦いただくことが可能となっており、最終審査を通過し事業化が決定した場合には、原則当社と雇用契約を締結し、「法人化(法人設立)」または「南海グループの新たな事業」という位置づけで提案者自らが事業推進リーダーとして活躍いただく予定です。

特設サイト:https://beyond-the-border-nankai.com/

<応募条件>

①大きな成長かつ市場に対し新たな価値創出を目指して事業を志している

②熱い想いを持って最大約1年間のプログラムにコミットできる方、また最終審査を通過した場合、フルコミットで事業推進が可能な方

<対象者>

  • 会社員の方、個人事業主(フリーランス)の方
  • 法人格を有する方

※未成年ならびに学生は対象外(社会人大学生は対象)

<応募方法>

以下の特設サイトから詳細をご覧いただきご応募ください。

事業創出支援プログラム「beyond the Border」特設サイト:https://beyond-the-border-nankai.com/

<募集締め切り>

2023年929日(金)2400



プログラムを担当されている、南海電気鉄道株式会社 経営戦略グループ イノベーション推進部 渡邊 理沙氏にお話を伺いました!


Q.「beyond the Border」とは、どのような支援プログラムでしょうか?
ー渡邊氏
 「beyond the Border」は2022年にスタートし、今年が2期目のプログラムになります。
 本プラグラムの特徴は、企業に所属する方や、既に起業されている方でも働きながら参加できることです。また、当社が鉄道会社であることも強みの一つであり、領域問わずにアイデアを募集しております。アイデアが検証・開発フェーズまで進んだ場合には、1案件あたり月額5万円の活動費が支給され、さらにプロダクト等の実証実験のために必要な経費は協議のうえ、最大300万円まで支給されます。
 そして、事業化が決定すれば最終的には当社の一員、すなわち社員になっていただき、当社に属しながら事業の推進により邁進していただけるよう、出口整備を行っています。


Q.なぜ社外人材向けの支援プログラムを立ち上げたのでしょうか?
ー渡邊氏
 もともと社内向けの「事業創造支援プログラム」を実施していて、現在第3期に入っています。
 他社でも同様のプログラムは実施されているのですが、プログラム参加者のお話を聞くと、「プログラムはあるがそれを支援する環境が整っていない」、「アイデアがあっても自社事業とマッチしないと通らない」といった悩みを持たれていました。
 そのような意欲がある方々が社外にたくさんいるにも関わらず、諦めるしかないのはもったいない!と思い、自社プログラムの運営強化・さらにスピードを加速し事業創出を実現するためにも社外からアイデアを募集する「beyond the Border」を立ち上げることに至りました。







Q.なぜ貴社では多岐にわたるアイデアの募集・支援ができるのでしょうか?
ー渡邊氏
 事業領域が大きいことがあるかと思います。
 当社は「総合生活企業」ということで、主にインフラ事業と不動産事業の2つの軸で事業を進めているのですが、皆様の「生活を豊かにする」ことに関わることであれば、当社のビジョン・ミッションに繋がるという考えがあります。

Q.なぜ外部人材へのアクセラレーションプログラムができる体制を整えることができたのですか?
ー渡邊氏
 これまで社内で行ってきた「事業創造プログラム」の中で経験を積み重ねてきたのが大きかったと思います。
「事業創造プログラム」では1期生から3社が起業までに至ったのですが、積極的に挑戦していくことを行っていたので、その後の反省や教訓を踏まえて社外の方々に対しても支援を行える体制が整ってきたのではないかなと思います。
 だからこそ、2019年に開始してからこれまで、約4年間にわたって続いている要因でもあるのではないかと思います。


Q.支援プログラムのおすすめポイントを教えてください。
ー渡邊氏
 やはり事業化決定後の出口の整備という面では、他社のプログラムにはあまり見られない強みなのではないかと思います。
 アイデアの事業化決定後は、基本的には当社の社員となっていただき、内部で新設する法人の代表や既存部門の責任者として内部リソースを活用しながらの事業推進が可能となっています。
 一方で、必ずしも入社しないといけないというわけではなく、例えば既に起業済みの方であれば、出資をしたり、子会社化することで社内に組み入れるなど、様々なパターンを想定しています。


Q.再チャレンジ(再起業等)しようとしている方はどのように活用できますか?
ー渡邊氏
 再チャレンジする方は不安が大きいと思っています。
 1人で始めようにもどこから情報を取れば良いのかわからない不安や、失敗を繰り返すことへの不安が、再チャレンジの大きなハードルになっているのではないかと感じています。
 本プログラムにおいては、再チャレンジしたいけど1人では踏み込めないといった方に対して、南海電鉄という上場会社のリソースやプロのアドバイザーを活用することができます。また、失敗してすぐに起業に再チャレンジするにはハードルも高いかと思いますので、本プログラムを新たな挑戦へのステップにも使っていただけるのではないかと考えています。 


Q.失敗を不安に思っている起業家・起業家予備軍へのメッセージをお願いします。
ー渡邊氏
 私たち事務局側も「躓いてチャレンジしないことには成功はない」と信じてプログラムを運営しています。なので、再チャレンジをお考えの方には、失敗する不安を抱えながらでもぜひご参加いただきたいと思います。
 ここでは失敗することこそが成功に繋がるという思いで事業推進を行っているので、ぜひ一歩踏み出していただき、本プログラムのご活用をご検討いただければと思います。


インタビューにご対応いただいた渡邊氏(写真右)