2017.09.11

【イベントレポートvol2】『僕とおとんと時々オカン』、Made in IKUNOの世界ブランド誕生秘話

 

有限会社 シューズ・ミニッシュ 高本 泰朗さん

大阪生野発人気サンダルブランドRegettaCanoe (リゲッタカヌー)の産みの親!

 

【内容】
サンダルづくりが地場産業の生野。
お父さんが創業したタカモトゴム工業所を継いだ高本さんは、20代で下請けの辛さを痛感しました。
すべてを投げ出したくなるほど打ちのめされたところから、高本さんの自社ブランド開発が本格的に始まります。
「僕とおとんと時々オカン」で始まった家業承継ストーリー。現在は、100人以上の社員とともに新たなステージをめざす高本さんにじっくりお話しをお聞きした2時間でした。

挑戦を始めた頃の初期の商品を次々と見せてくれながら、今の大人気ヒット商品になったRegetta Canoe(リゲッタ・カヌー)までの道のりをていねいに、その時の気持ちを交えてお話ししてくださいました。

辛いことが続いた時も、自分の信じることを目指してひたすら前へ進もうとする高本さんの話は、参加してくれたアトツギさんにとって、とても共感できる部分が多かったようで、イベントが終わった後も、質問が絶えなかったのがとても印象的でした。

 

最後に、参加したからオススメの本を知りたい!というリクエストがあったので、後日に高本さんが教えてくださった、迷った時に役に立ったな!と思った本を少しご紹介します。

 

 

◆今いるメンバーで「大金星」をあげるチームの法則
(仲山進也 著)


(高本さんのコメント)

チームの事で悩んでいる方にはこれです。家族もチームだし、置き換えたら夫婦や恋人にも関係することをわかりやすく教えてくれます。
著者は僕(高本さん)がお世話になってるチームビルディングファシリテーターの仲山さんという方です。
横浜マリノスのチームファシリテーターとかしてるとても面白い本なので読みやすく何度読んでも勉強になります。


 

 

◆「教えないから人が育つ」横田英毅のリーダー学
(天外伺朗 著)


(高本さんのコメント)

面白い会社を作るヒントになる本がこれだと思います。2代目、3代目は先代のチームと揉めたりして、自分のやりたい事や目指すことを諦めて『置き』に行くことも多数あるかもしれません…


 

◆あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか
◆あの会社はなぜ「違い」を生み出し続けられるのか
(仲山進也 著)


(高本さんのコメント)

この二冊は跡継ぎベンチャーのヒントになるかもしれません。衰退してレッドオーシャン化しそうな業歴の深い会社さんにも役立つ頭の使い方を書いてくれています。親と同じやり方をして上手くいかなくて、「自分に才能がないのかな?」と思っている人には是非読んでもらいたいです。


 

今後もアトツギトークイベントを企画開催していきますので、ご参加・応援よろしくお願いいたします!

アトツギベンチャー編集部

アトツギベンチャー編集部

おすすめ記事

おすすめ記事

instagram

このエントリーをはてなブックマークに追加