2023.03.14

若手後継者の挑戦を、地域を挙げてプッシュ!【地域内連携】和歌山県和歌山市

【事例3】和歌山初!「ものづくり企業がつくる、体験参加型イベント」「和歌山ものづくり文化祭2022」の開催

 

◆有限会社 菊井鋏製作所

◆和歌山県

◆きのくに信用金庫

 

へ取材をし、連携のノウハウをリサーチ!

<和歌山でものづくりのイベントを!>

和歌山県内で事業を行う熱意を持ったものづくり企業が集結し、2022年11月5日、6日の2日間にわたり「和歌山ものづくり文化祭 2022」を開催。

参加企業+運営メンバー

 

両日で5803人を動員。全ブースで2日間の売り上げ合計は294万円。

多くの人がものづくりに触れ、とても意義のあるイベントになったことはもちろんのこと、「ものづくり文化祭」で出会った企業間のコラボ商品開発や、採用の問い合わせなど、想定外の効果も現れた。

 

行政発信の地域活性化イベントではなく、事業者主導で和歌山オープンファクトリー推進委員会を立ち上げ、行政や金融機関がタッグを組んで取り組んだ本イベント。

今後は、企業の成長、地域活性化につながる波及効果の高いイベント、ならびに持続的な和歌山県の事業として、県外への発信にも力を入れていく。

 

<所属している部署に関わらず、事業者に相談してもらえる支援機関担当者に!>

事業者は「自身が実現したいこと」の足りない部分を補うために相談に来る。自身の部署が対応できない分野でも、他部署を紹介するなど事業者の火種を消さないことを意識することが大切。

一方で、支援機関担当者は、事業者の言いなりではなく、指摘すべきところは指摘し、すべてを鵜呑みにするのではなく、パートナーとして対等な関係を築いていくことを意識する。

 

<事業者は家業の枠にとらわれずに積極的に外との接点を作るべき!>

普段何気なく行っているものづくりや、地域のブランドも、家業・地域の外に出て客観的に見つめ直した時に財産だと気づく。地域に根づく事業者こそ異業種&他地域との接点を大切に。

また、アトツギこそ家業をアップデートさせることができる。激動する時代に対応するべく、先代にはわからない分野にこそ挑戦していくべき。

 

 

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